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環境ニュース[国内]

三井物産、宮城県東松島市にメガソーラーとカーポート屋根置き型発電設備を設置

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.12.06 【情報源】企業/2012.12.04 発表

 三井物産は、東日本大震災被災地の宮城県東松島市に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設するとともに、防災拠点になる公共施設にカーポート屋根置き型の太陽光発電設備を設置する。企業活動を通じた復興支援事業の一環となり、同市が進める構想実現に向けた先駆けの取り組みとなる。
 メガソーラーは、震災で被災した同市野蒜地区の奥松島公園跡地に造り、沿岸部の4.7haの土地に設置容量3581kW(3.581MW)のモジュールを取り付ける。モジュールは京セラ製を使用する。2013年1月に着工し、同年10月の運転開始を予定する。市は同地区に自然エネルギーパークを計画している。
 カーポート屋根置き型の太陽光発電設備は、同市中心部の3カ所の公共施設にある駐車場スペースに設ける。設置容量は計270kWとなり、パナソニック製のモジュールを使う。災害時の非常用電源にも利用でき、2013年3月に運転を始める。同市が掲げる公共避難所での自立生活機能向上に対応する。
 メガソーラーは「東松島『絆』ソーラーパーク」、カーポート屋根置き型太陽光発電設備は「東松島『絆』カーポート」と呼ぶ。合わせた投資額は約12億4000万円。設備は三井物産が保有し、事業期間は運転開始から20年間となる。同市と公有財産賃貸借契約と災害時に関わる覚書を締結して進める。【三井物産(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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