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環境ニュース[国内]

日立製作所、丸紅子会社が大分に新設するメガソーラーの発電システムを一括受注

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.12.05 【情報源】企業/2012.12.03 発表

 日立製作所は、丸紅が設立した太陽光発電所運営子会社が大分市の臨海工業地帯に新設する大規模太陽光発電所(メガソーラー)の発電システムを一括で受注した。発電出力は81.5MW(8万1500kW)あり、メガソーラー発電システムメーカーが受注したシステムでは国内最大規模となる。2013年1月に本格着工し、納期は2014年4月を予定している。
 メガソーラーは、丸紅子会社の大分ソーラーパワーが建設する。105haの敷地面積があり、81.5MW(8万1500kW)の出力で一般家庭約3万世帯分の年間消費電力に相当する8700万kWhの年間発電電力量を見込んでいる。CO2排出量削減効果は年間で約3万6000tになる。日立はシステムの設計から、調達、製造、据え付け、調整までを一括して受注した。
 日立のこれまでのメガソーラー向け発電システム受注でも最大規模となり、周辺の自然環境にも配慮したレイアウトにする。今春に販売を始めた高効率のパワーコンディショナー(電力変換器)を導入し、晴れから曇りの日まで、さまざまな状況で発電効率を向上させるとともに、効率の高い変圧器を組み合わせて天候に応じた発電量増加を図る。
 日立はパワーコンディショナーをはじめ、変圧器、遮断機などの機器や、運転監視・計測システムなどメガソーラーの発電システムを構成する機器・システムを手掛け、取りまとめている。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が7月に始まってからメガソーラー建設が急増し、今後も需要の高まりが予想されることから、積極的に展開する。【(株)日立製作所】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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