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環境ニュース[国内]

コスモ石油・昭和シェル石油・日本政策投資銀行、メガソーラー事業会社設立で合意

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.01.21 【情報源】企業/2013.01.16 発表

 コスモ石油、昭和シェル石油、日本政策投資銀行(DBJ)の3社は、メガソーラー(大規模太陽光発電)事業を実施するための共同出資会社を設立することで基本合意した。1月末に会社を立ち上げ、計8カ所に太陽光発電設備を設ける。今春ごろに一部で建設を始め、年内に数カ所で商業運転を開始し、その後順次、運転する予定となる。
 共同出資会社は、3社の社名のアルファベットの頭文字を取って「CSDソーラー(仮称)」と呼ぶ。出資比率は、コスモ石油と昭和シェル石油がどちらも35%、DBJが30%。資本金、本社、代表者は今後詰め、設置する太陽光発電設備8カ所のそれぞれの発電容量も調整中だが、併せて約2万6000kW(26MW)の容量を計画している。
 太陽光発電設備を設けるのは、コスモ石油と、昭和シェル石油子会社で石油精製の東亜石油が共同出資する扇島石油基地の跡地(横浜市鶴見区)と、いずれもコスモ石油の日立油槽所跡地(茨城県日立市)、大分油槽所跡地(大分市)、徳島油槽所跡地(徳島県松茂町)、福井油槽所跡地(福井県坂井市)、谷山基地(鹿児島市)など。
 太陽光パネルは、昭和シェル石油子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティア製を使用する。CSDソーラーは、コスモ石油の遊休地を活用して昭和シェル石油系の太陽光パネルを設置する格好となり、DBJは資金面を担当する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用して全量を電力会社に売電する。【コスモ石油(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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