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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティアが太陽光発電事業を開始、シャープも栃木の発電所を運転開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.03.25 【情報源】企業/2013.03.21 発表

 昭和シェル石油100%子会社で太陽電池生産・販売を手掛けるソーラーフロンティアが自社工場のある宮崎県国富町に建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、ソーラーフロンティアは事業者として発電事業を始めた。シャープも、栃木県矢板市に造ったメガソーラー発電所の運転を開始する。開発・建設に加え、運営まで手掛ける。
 ソーラーフロンティアは、地元の建設用骨材会社、矢野産業(宮崎市)と組み、同社が保有する約7haの土地に、2カ所計3.3MW(3300KW)の容量のメガソーラーを開発した。2.2MW(2200kW)と1.1MW(1100kW)で、ソーラーフロンティアが2.2MWの発電所、矢野産業が1.1MWの事業者になる。それぞれ約290万kWh、約140万kWhの年間発電電力量を見込む。
 ソーラーフロンティアは、このプロジクトで太陽電池供給、太陽光発電プロジェクト提案に加え、発電所を建設・運営する分野に進出。欧州で合弁事業を展開する太陽光発電システム設計・調達・建設大手のドイツ・ベレクトリックも参画した。今回のメガソーラーは、稼働開始後の太陽光発電所を投資家に売却するビジネスの最初の案件にする。
 一方シャープは、芙蓉総合リースと共同出資する事業会社から委託を受けた形で開発したメガソーラー「シャープ矢板太陽光発電所」の商業運転を始める。シャープがメガソーラーの開発から建設、運営までを行う国内2件目の案件となる。容量は約2.3MW(2300kW)で年間約234万kWhの発電電力量を予測し、発電電力は全量を東京電力に売電する。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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