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環境ニュース[国内]

カゴメ、子会社を通じて太陽光発電事業に参入、遊休地を活用して3カ所に設備設置

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.04.23 【情報源】企業/2013.04.19 発表

 カゴメは、不動産子会社を通じて太陽光発電事業に参入する。閉鎖工場や配送センター跡地などの遊休地を活用して山梨、福岡、青森県の計3カ所に大規模太陽光発電設備を設置し、発電電力を全量、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて電力会社に売電する。年間計687万5000kWh(6875MWh)の発電電力量を予想している。
 山梨県は市川三郷町の未利用地3万1000m2、福岡県は久留米市の配送センター跡地4万8000m2、青森県は十和田市の工場跡地5万9000m2に、太陽光発電システムを取り付ける。年間発電電力量はそれぞれ、265万kWh(2650MWh)、220万kWh(2200MWh)、202万5000kWh(2025MWh)となり、合わせて一般家庭約2000軒の年間消費電力量に相当する。
 売電収入は3カ所で年間計約2億7000万円を見込む。設備投資額は計15億5000万円。カゴメはシステム容量について「未確定な部分もあるため公表しない」としているが、1カ所あたり2000kW(2MW)〜2500kW(2.5MW)程度になるとみられる。山梨は6月、福岡は9月に着工し、2014年2月、同年5月の売電開始を予定。青森は2014年度に工事を始める。
 太陽光発電電力の売電は、カゴメが事業活動を通して目指す自然の力による世界的な人、社会、地球環境の健康長寿への貢献の一環となる。自然の恵みの太陽光で電気をつくることで社会と地球環境の健康長寿につなげるという。カゴメは省エネも積極的に進め、2011年度にはオフィスの床面積あたりの電力使用量を前年度比で約12%削減した。【カゴメ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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