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環境ニュース[海外]

清水建設、兵庫県赤穂市で大規模太陽光発電プラントの開発に着手、最新技術で運営

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.04.17 【情報源】日本/2013.04.15 発表

 清水建設は、兵庫県赤穂市で大規模太陽光発電所(メガソーラー)を開発する。発電予測などの最新技術を導入して運営し、固定価格買い取り制度による売電収益を上げる。メガソーラーのモデルプラントと位置づけて最新技術をアピールし、プラント建設受注の拡大につなげる。4月に工事を始め、2014年4月の完成を目指す。
 2012年12月に100%出資で設立した運営会社「赤穂太陽光発電」が、建設資金の調達と完成後の施設運営を行う。赤穂市臨海部の工業団地にグループが保有する約16万m2の土地を活用し、1万kW(10MW)の出力を持つメガソーラープラントを建設する。温暖な瀬戸内海気候にあるため年間を通して日照量が豊富で、安定した発電量が見込まれる。
 予想発電量は年間1181万5000kWh(1万1815MWh)で、発電した電力は全量、固定価格買い取り制度を活用して20年にわたって関西電力に売電。収入は年間約4億円になる。気象予測に基づく発電量予測・補正システムや、太陽光パネル故障モニタリングシステム、カメラによるセキュリティーシステムなど最新技術を採用して運営する。
 発電量予測・補正システムは、日射量で大きく変動する発電量が電力会社の電力網に与える影響を最小限にするための情報提供を行い、故障モニタリングシステムは多くの太陽光発電パネルから故障パネルを特定する。【清水建設(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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