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環境ニュース[国内]

マイクライメイト、「二国間オフセット・クレジット制度」の調査提案が採択

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.07.19 【情報源】企業/2013.07.17 発表

 マイクライメイトジャパンが提案した「二国間オフセット・クレジット制度(JCM/BOCM)」の調査提案が、環境省の委託を受けて案件を募った公益財団法人地球環境センター(GEC)の「2013年度二国間オフセット・クレジット制度の構築に係る実現可能性等調査」に採択された。
 マイクライメイトは、「モンゴル国における太陽光発電普及促進事業に関するJCM/BOCM実現可能性調査」を提案して採択された。モンゴルの再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用して10MW(1万kW)規模の太陽光発電設備を設置する事業に関して、実現の可能性を調べる。
 調査はマイクライメイトを中心に、三菱UFJモルガンスタンレー証券、日本で大規模太陽光発電事業を展開するLPG(液化石油ガス)販売会社、モンゴルでLPGを販売するそのグループ会社と協力して実施する。温室効果ガス削減、大気汚染防止、電力供給安定化などの効果を見込む。
 モンゴルは経済発展に伴って電力需要が増大し、供給が不足している。石炭火力発電に電力供給の大半を依存しているため、電力不足解消に向けて石炭の開発と利用が拡大している一方、石炭の利用増によって大気汚染温室効果ガスの排出量増加を引き起こし、問題になっている。
 モンゴルは世界的にも日射量が多い地域で、持続可能な開発が可能になる太陽光発電への期待が高く、同国政府も関心を寄せているという。JCM/BOCMは、2国間の契約で海外の相手国に温室効果ガス削減対策を実施し、実現した排出削減を日本の削減目標の達成に活用する制度。【マイクライメイトジャパン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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