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環境ニュース[国内]

東京ガス、世界最高効率のパッケージ型小型ガスコジェネを発売

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.07 【情報源】企業/2013.10.01 発表

 東京ガスは、100%子会社で地域エネルギーサービス事業やコージェネレーション熱電併給)設備工事を手掛けるエネルギーアドバンスとともに、高効率ガスエンジンと発電機、補機類を組み合わせたパッケージ型小型ガスコージェネレーションシステムを産業用に商品化し、10月1日に販売を始めた。世界最高の総合効率を達成した。
 ガスコジェネは、天然ガスを燃料にして電気をつくり、同時に発生する熱を蒸気や温水などに利用するシステムで、省エネ性能に優れる。2011年3月の東日本大震災以降、注目されている一方、従来の小型ガスコージェネは個別にシステムを選んで組み合わせることから、中・大型と比べて出力あたりの導入費や保守管理費が高くなっていた。
 このため東京ガスグループは、世界のガスエンジンメーカーから、小型ガスコージェネで世界最高クラスの高効率ガスエンジンを選定すると同時に、発電機と廃熱ボイラーを各メーカーと共同開発してパッケージにした。発電機と廃熱ボイラーは専用設計により効率などの性能を一層高めた。
 機器の組み合わせの標準化や工事の簡略化で従来と比べ、稼働に必要なトータルコストが約2割削減でき、小型ガスコージェネとして世界最高の85.3%という総合効率で投資回収年数を短縮できる。発電の出力は391kW、蒸気出力は1時間295kgとなる。食品、自動車、化学などさまざまな業種の顧客に提案し、2020年までに100台以上の販売を目指す。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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