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環境ニュース[国内]

大和ハウス、グループ最大のメガソーラーに着手、関空土砂採取事業跡地に建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.10.18 【情報源】企業/2013.10.15 発表

 大和ハウス工業は、グループで最大となる総出力約20MW(2万kW)の大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業に着手した。和歌山市の関西空港土砂採取事業跡地に造り、20年間運営・管理する。発電した電力は2016年4月から全量、関西電力に売電する。同市と10月15日に事業協定書を結んだ。売電額の一部は市の温暖化対策に活用する。
 大規模太陽光発電所は「DREAM Solar(ドリームソーラー)和歌山市加太」で、面積は甲子園球場の約9倍にあたる35万7745m2。約4457世帯の年間電力消費量に相当する年間約2110万kWhの発電電力量を予定し、年間約7億6000万円の売電収入を見込む。初期投資は約60億円、維持運営投資は約55億円である。2014年6月に着工する。
 売電額の3%が和歌山市内の公園・緑地整備やLED(発光ダイオード)街路灯設置などに利用されるほか、発電所内に見学スペースを設け、小中学生向けの環境学習授業に役立てる。さらに、移動用や非常用の電源になる可搬式のリチウムイオン蓄電システムと、520Wの太陽光発電パネルを連係させた電源装置を、同市内の施設に10台寄贈する。
 建設から運営まで大和ハウスグループで行い、リース事業の大和リースが発電事業者となり、和歌山市から土地を借りて運営する形となる。設計・施工は大和ハウスが手掛け、グループの施設管理会社、ダイワサービスが維持管理する。大和ハウスグループはグループの商業施設や工場跡地などでメガソーラーを運営していて、今後も広げる。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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