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環境ニュース[国内]

大和ハウス、メガソーラーを奈良県に建設、発電電力の全量を関西電力に売電

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2013.09.18 【情報源】企業/2013.09.13 発表

 大和ハウス工業は、大規模太陽光発電所(メガソーラー)を奈良県五條市の社有地に建設して運営する。発電した電力は全量を関西電力に売電する。同市内でより規模が大きい太陽光発電所の建設も検討している。100%子会社で環境・エネルギー事業の大和エネルギーが大和ハウスの土地に造り、発電事業者となる。
 建設するメガソーラーは「(仮称)なつみ台太陽光発電所」の名称で、同市の敷地面積3万6320m2の社有地に出力1.98MW(1980kW)の設備を設置する。年間発電電力量は、約416世帯の年間消費電力量に相当する約197万kWhを見込む。9月17日に着工し、2014年3月の売電開始を予定している。総投資額は約6億円となる。
 なつみ台太陽光発電所は、シャープ製の多結晶太陽光発電モジュールと、プラント用電機設備の東芝三菱電機産業システム製パワーコンディショナー(電流変換器)を採用する。施設は大和ハウスが所有し、大和エネルギーが設計・施工を手掛け、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて20年間売電する。
 大和ハウスグループは2012年度までに約42.9MW(4万2900kW)の産業用太陽光発電所を受注したほか、自社施設のひびき国際物流センター太陽光発電所(北九州市若松区)=2MW(2000kW)や、旧札幌工場太陽光発電所(北海道恵庭市)=1.82MW(1820kW)を運営している。2015年度までに計100MW(10万kW)を目指す。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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