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環境ニュース[国内]

日立製作所、リトアニアエネルギー公社とエネルギー分野の包括協業で基本合意

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2013.10.28 【情報源】企業/2013.10.22 発表

 日立製作所は、欧州北東部に位置するバルト3国の1つ、リトアニアのエネルギー公社、リトヴォス・エネルギア(LE)と、エネルギー分野での包括協業について基本合意した。覚書を10月22日に結んだ。同国の最適なエネルギーミックス実現に向け、両者で幅広い分野の協業を進める。日立は保有するノウハウや技術で協力する。
 日立とLEは合意を受け、熱電力の併用供給システムや、エネルギー需給を最適制御するスマートエネルギーコントロール、次世代電力網の電力スマートネットワーク、電気自動車向けの充電インフラ開発などに関し、協業の可能性を検討していく。LEは、リトアニアで配電を含むエネルギー全般を管轄するエネルギー公社となる。
 日立の田中幸二副社長は「基本合意を踏まえて分析を進め、バルト地区のエネルギー・セキュリティー確立のために貢献できる分野が出てくると期待している」と述べ、LEのダウリウス・ミシューナス社長は「日立のノウハウや経験をリトアニアのエネルギー分野に最先端技術として取り入れ、開発を進める好機になる」と語った。
 日立は世界的に社会イノベーション(技術革新)事業を推進する中、リトアニアを含む中東欧を注力地域の1つに位置付け、欧州地域の統括会社の日立ヨーロッパは、2012年4月にリトアニアに事務所を設立した。日立は10月に同国で、東京工業大学とともに欧州初の原子力分野の人材育成プログラムも実施し、同国に協力している。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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