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環境ニュース[国内]

トヨタ紡織、世界トップクラスの衝撃強度を持つバイオプラスチック技術を開発

エコビジネス 環境技術】 【掲載日】2013.11.20 【情報源】企業/2013.11.15 発表

 トヨタ紡織は、世界トップクラスの衝撃強度を持つバイオプラスチック技術を、トヨタグループの研究機関、豊田中央研究所と共同開発した。100%植物由来樹脂のポリアミド11(PA11)と石油由来樹脂のポリプロピレン(PP)を高度複合(アロイ)化し、従来の10倍以上の強度を実現した。自動車部品への適用に向けて早期実用化を目指す。
 PA11はトウダイグサ科の非可食植物「トウゴマ」の種子(ひまし)から抽出したひまし油を原料にする。高い衝撃強度は、PA11とPPをナノ(100万分の1mm)レベルで混合・制御して形成した構造と、それを進化させた構造で達成した。衝撃強度は、自動車内装部品に使うPPの約10倍、PPとポリ乳酸のバイオプラスチックと比べて約13倍となる。
 開発した技術で実現するバイオプラスチックアロイが実用化すると、自動車部品のバイオプラスチックの適用範囲を大きく広げられる。従来PPで製造していたドアの内張りなどの内装部品をはじめ、衝撃強度と剛性が求められるインストルメントパネルや衝突エネルギー吸収体などにも使用できる。バンパーなど外装部品への適用も期待される。
 トヨタ紡織と豊田中央研究所は、開発技術によるバイオアロイを早い段階で実用化し、材料技術など技術開発力の向上を進める。旅行用スーツケース、ヘルメットなどの生活用品や、スマートフォン(高機能携帯電話)、ノートパソコン、ゲーム機など携帯端末、薄型テレビ、洗濯機などの一般家電本体といった非自動車用途にも適用できる。【トヨタ紡織(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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