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環境ニュース[国内]

大和ハウス工業、2015年度までの中期環境行動計画策定、事業との一体化を重視

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.12.02 【情報源】企業/2013.11.27 発表

 大和ハウス工業とグループ各社は、2015年度までの中期環境行動計画「エンドレスグリーンプログラム2015」を策定した。事業戦略と一体化した活動を重視し、住宅・建築、街づくりなどでの環境への配慮や、中核事業と連携した環境関連ビジネスを加速させ、環境と収益の両立を目指す。温暖化防止、生物多様性保全など基本的な取り組みも継続する。
 事業戦略との一体化では、分譲一戸建て住宅を中心に街区全体でエネルギーを効率利用するスマートシティー(環境配慮型都市)開発を推進する。年間4件以上の分譲住宅地と、累計2件以上の複合開発地を造る。全事業で環境配慮型の住宅・建物の開発・普及を促進することで、2012年度に37.8%だった環境配慮仕様の採用比率を50%以上に高める。
 中核事業と連携した環境関連ビジネスについては、環境エネルギー、環境緑化をはじめ環境貢献型事業を成長させ、売上高を2012年度の1.3倍以上の2100億円に拡大する。さらに自社遊休地や自社施設の屋根などを活用した大規模太陽発電事業を強化し、2012年度の16.2MW(1万6200kW)の再生可能エネルギー発電を6倍以上の計100MW(10万kW)にする。
 基本的な取り組みとしては、年間のCO2削減貢献量を2012年度の254.2万tから364万tに増やす。364万tは2015年度のグループ年間CO2排出量計画値の約10倍に相当する。生物多様性保全では、開発する分譲物件と都市圏での大規模請負物件を重点に目標を定めて緑地面積を広げる。従業員向けの環境教育・研修プログラムも充実させ、活動の活性化を図る。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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