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環境ニュース[国内]

富士経済、海洋資源開発など海洋ビジネスの市場調査結果を公表 〜潮流発電や波力発電の商用化、藻類バイオ燃料の拡大を予測〜

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.02.07 【情報源】企業/2014.01.22 発表

 富士経済は、世界規模で進む海洋エネルギー、資源開発および関連するインフラ設備・機器について、海外動向を含めその市場を2030年までの予測、「海洋ビジネスの最前線と将来展望 2014」としてまとめた。
 調査対象は、海洋(自然再生)エネルギー開発、燃料資源開発、開発関連資機材・サービス、水処理システムなど7分類、29項目となっている。
 調査結果では、2030年の海洋エネルギー開発市場を約9兆円と予測、2013年の約15倍規模になるとしている。現状の着床式洋上風力発電に加え、潮流・海流発電など他の発電システムの商用化を予測する。
 燃料資源では、藻類バイオ燃料が2020年代に市場形成、特にジェット燃料代替として、2030年の市場規模を4.5兆円と有望視した。日本が注力するメタンハイドレートの商用生産は、最も早くても2025年頃、市場規模は2030年で約2000億円としている。
 その他システムでは、「バラスト水管理条約」発効を2015年として、生態系保全のための船舶のバラスト水管理システム需要の伸びが見込まれる。今後、新造船での搭載が進み2017年前後をピークに2020年まで既存船舶向け市場が拡大する。【(株)富士経済】

詳しくは>>「環境 ビジネスレポート(市場調査 情報源)」

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