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環境ニュース[国内]

東京ガス、スマートハウス実証試験でデマンドレスポンスによって受電電力削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.06.12 【情報源】企業/2014.06.10 発表

 東京ガスは、横浜市磯子区の社宅で実施している「集合住宅版スマートハウス(環境配慮型次世代住宅)実証試験」の節電効果を検証した。その結果、2013年度の電力ピーク時の受電電力を、デマンドレスポンス(DR=需要応答)によって大幅に削減した。削減率は、夏期58%、冬期49%だった。家庭用燃料電池「エネファーム」と住宅エネルギー管理システム(HEMS)を活用した。
 社宅は、地上4階、地下1階建て、延べ床面積約3400m2で24戸が入る。約25kWの太陽光パネル、太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」の屋上設置型約10m2とバルコニー一体型1台(約3m2)、40kWhの蓄電池1台と、エネファーム10台(4戸に2台)を備える。2012年度の全体の省エネ評価に続き、2013年度はHEMS導入による電力ピーク時のDR効果を調べた。
 7〜9月の午後1〜4時と1月の午後5〜8時に、地域エネルギー管理システム(CEMS)が電力需要予測に基づいて発令するDR要請に応えた。エネファームの発電量が最大になるように、統合制御システムが電力と熱の需要・供給を制御する。同時に、居住者にはHEMSで節電を求めた。エネファームは2台で4戸が熱を融通し、電気は太陽光発電と合わせて建物で融通する。
 統合制御システムは、省エネ・省コスト運転、DR対応のためにエネファームや蓄電池などを制御する。DRは、時間帯別料金や対価の支払いで、ピーク時の電力使用を抑える仕組みだ。社宅は高断熱や自然の風や光を取り入れる設計、太陽光の利用、エネファームなどで一次エネルギーを約30%削減している。今回これに加えて、受電電力削減効果を実証した。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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