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環境ニュース[国内]

パナホーム、ネット・ゼロ・エネルギー率トップの滋賀の分譲住宅団地で街開き

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2013.11.18 【情報源】企業/2013.11.14 発表

 パナホームは、ネット・ゼロ・エネルギー(ZEH)達成率が日本でトップとなる滋賀県草津市のスマートハウス(次世代型環境配慮住宅)の分譲住宅団地「パナホーム スマートシティ草津」で11月16日に街開きを行う。ZEHは、省エネ・創エネによって年間のエネルギー消費量を差し引きゼロにすることを指す。第1期を分譲中で12月中旬に完成して入居が始まる。
 スマートシティ草津はJR東海道本線の草津駅徒歩9分に立地し、開発面積は4万8849.88m2、総戸数87戸で、建物は軽量鉄骨2階建てとなる。9月から第1期27戸を分譲している。大容量太陽光発電システムで屋根を構成する住宅商品「エコ・コルディス」を含む全戸に計約540Wの太陽光発電システムを搭載し、年間約580MWh(58万kWh)を発電する。
 各住宅は太陽光発電システムのほか独自の断熱設計、省エネ機能搭載の換気システム、ヒートポンプ給湯機「エコキュート」、住宅エネルギー管理システム(HEMS)、省エネ照明などを備え、住宅単体でネット・ゼロ・エネルギーになる。スマートシティ草津全体で創出エネルギー量が消費エネルギー量を約20%上回り、達成率121%を実現する。
 エコ・コルディスだと1棟当たりの太陽光発電システムの年間発電量は1万2412kWhで達成率は最大244%となり、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用すると年間44万9000円、条件によって20年間に約900万円の経済的なメリットが見込める。住民共有の集会所にも約10kWの太陽光発電を導入し、売電収入を管理組合の運営に充てる。【パナホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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