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環境ニュース[国内]

安川電機、フィンランドの風力発電用電機品メーカーの全株式取得、事業を強化

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.07.07 【情報源】企業/2014.07.02 発表

 安川電機は、フィンランドの風力発電用電機品メーカー、スイッチエンジニアリングの全発行済み株式を取得する。このほど契約を締結した。スイッチとはこれまでも、製品の相互供給を目的に業務提携して協業してきたが、買収によって一層の事業強化を図る。両社の強みを合わせ、風力発電用の電機品メーカーとして重要な地位を確立する。
 スイッチは発電機、コンバーター(変換器)といった風力発電用電機品と、潮流・波力発電関連、省エネ用電機品の開発・製造・販売を手掛ける。中でも大型風力発電用電機品で、豊富な導入実績を持つ。安川電機は、2013年9月に発電機とコンバーターの相互供給で提携している。成果が確認できたため、次の段階として全株式を取得する。
 スイッチの買収は、安川電機が創立100周年に向けた「2015年ビジョン」で掲げる環境・エネルギー領域拡大の一環で、スイッチを環境・エネルギー事業の中核会社に位置付ける。急成長が期待される風力発電設備市場で、安川電機が得意とする高圧大容量製品とスイッチの低圧大容量製品を展開し、幅広いニーズに対応していく。
 安川電機は、大型風力発電用のコンバーター、発電機などを「Enewin(エネウィン)シリーズ」として販売している。今後、モーターや電力変換・制御関連技術を共通基盤に、自社とスイッチが保有する技術を融合させた新たな製品やソリューションの提案を進め、風力や潮流発電に加え、船舶、産業部門などにも事業領域を拡大する。【(株)安川電機】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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