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環境ニュース[国内]

積水化学、コンサルティング型HEMSの累計受注実績が3万棟を突破、機能を進化

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.08.27 【情報源】企業/2014.08.25 発表

 積水化学工業のコンサルティング型住宅エネルギー管理システム(HEMS)「スマートハイム・ナビ」の累計受注実績が3万棟を突破した。7月末時点で3万1300棟に達した。インターネットを介してソフト・サービスを提供するクラウド技術を使って、機能を進化させていることや、夏の電力ピークカットへの貢献などが評価されている。
 積水化学は、太陽光発電システム搭載住宅にHEMSを標準採用した環境配慮型住宅「スマートハイム」を2011年4月に発売した。2012年4月に蓄電池を加え、同年9月にスマートハイムの分譲住宅事業を始めた。2013年7月には高効率設備機器を積極利用した住宅「ミライクラス」を投入した。こうしたことからHEMS採用住宅が拡大し、3万棟を超えた。
 スマートハイム・ナビはエネルギーの「見える化」に加え、顧客専用のウェブサイト「スマートハイムFAN」の本格運用、太陽光発電システムの設備見守り、蓄電池の診断など、さまざまなソフト・サービスを追加してきた。2014年6月に冷暖房、給湯、家電・照明といった用途別の消費電力量比較、8月には電気自動車との連携にも対応した。
 スマートハイムFANサイトでは、前年同月や同じ設備仕様の住宅との比較を基に省エネアドバイスを実施している。冷房の設定温度変更やテレビの電源オフがどの程度の省エネになるかを分かりやすく知らせ、ピークカットに貢献する暮らしを提案する。今後、2016年に予定される電力小売りの全面自由化に向け、さらにサービス拡充を図る。【積水化学工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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