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環境ニュース[国内]

富士電機、設備のライフサイクルマネジメントを支援するクラウドサービス提供

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.10.30 【情報源】企業/2014.10.28 発表

 富士電機は、工場、ビル、施設などの設備のライフサイクルマネジメントを支援するクラウドサービスの提供を始める。既に展開しているエネルギー管理システム(EMS)を使ったエネルギー管理・省エネ制御支援に加え、新たに稼働監視、保全支援機能を統合クラウド基盤で一体化した。各種情報の総合的な管理で保全・点検・補修・更新を支える。
 設備のライフサイクルマネジメントは、従来、エネルギー効率、生産性、保全性など、個別管理していたそれぞれの指標を統合した管理手法で、近年注目されている。富士電機はサービス事業の強化・拡大に向けて開発した。インターネットを介してソフト・サービスを提供するクラウド環境で稼働状況をモニタリングし、設備の効率化を支援する。
 EMSサービスはエネルギー需給の「見える化」と最適な制御で省エネを図る。稼働監視は、設備の稼働を監視してデータ解析で不具合の発生を未然に防ぐ。劣化や異常の兆候をきめ細かく診断し、効率的で安定した稼働を支援する。保全は、不具合の発生原因と対応内容を記録・蓄積して保全の迅速化と標準化につなげ、生産性を維持・向上させる。
 工場、ビル、データセンター、マンション、店舗、物流センターなどエネルギー需要家を幅広く対象に、適合するサービスメニューを提供する。準備ができたサービスを2015年度から順次国内で提供し、その後海外に適用する。新規導入、運用・保守サポート、改善・改良・更新など設備ライフサイクル支援で2018年度に500億円の売り上げを目指す。【富士電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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