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環境ニュース[国内]

ホンダ、米国での燃料電池車の普及拡大へ同国の水素ステーション設置企業を支援

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2014.11.26 【情報源】企業/2014.11.21 発表

 ホンダは、米国での燃料電池車(FCV)の普及拡大に向け、同国で水素ステーションを設置している企業、ファーストエレメントフューエルを支援し、1380万ドル(約16億2800万円)を提供する。これによって、カリフォルニア州で州の助成金と合わせて12カ所に水素ステーションが設けられる。
 ファーストエレメントフューエルは、ガソリン車と変わらない移動の自由を提供することを目標に掲げ、カリフォルニア州で水素ステーションのインフラ整備を推進している。同州は水素ステーションの設置を加速させるため、今後数年でさらに2億ドル(約236億円)の助成金を交付する。
 ホンダは必要なインフラ整備を支援しながら、FCVの導入を進める。FCVは、水素と空気中の酸素で発電する燃料電池を動力源に、モーターを駆動させて走る。ホンダはFCを究極の環境対応車に位置付け、研究開発を行っている。日本では11月17日に公開した試作車をベースにしたFCVを2015年度に発売する。
 米国や欧州でも日本に続いて展開する。ホンダは、2020年までに米国での四輪製品のCO2排出量を2000年比で30%削減することを目指し、今後も環境技術の開発に注力してCO2ゼロ社会の実現につなげる。支援に関しては自動車展「2014年ロサンゼルスオートショー」(一般公開11月21〜30日)で公表した。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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