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環境ニュース[国内]

大京、横浜に開発した各種次世代システム採用マンションが完成、電気料金を削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.02.25 【情報源】企業/2015.02.19 発表

 大京が横浜市南区に開発し、各種の次世代システムを採用したマンション「ライオンズ横浜上大岡ガーデンシティ ザ・イースト&ザ・ウェスト」が完成した。2月27日に入居が始まる。「スマートコミュニTV」と呼ぶテレビを活用した電気使用量の「見える化」や、太陽光発電の全量売電、電力一括購入サービスを導入し、電気料金を大幅に削減する。
 マンション業界で初めてスマートコミュニTVを採用した。専用機器を接続してインターネット環境を整備するとテレビをマンションの電子掲示板に利用できる。住戸の電気使用量を寝室、エアコンなど細かく可視化するとともに、省エネ度のランキングや節電対策のアドバイスを掲載して節電意識を高める。入居者向けの生活関連情報なども発信する。
 太陽光発電の全量売電は、建物屋上のソーラーパネルで発電した電力をすべて売電し、その収入を入居者の電気代から差し引く。発電量はスマートコミュニTVで表示する。加えて、電力一括購入サービスで割安な高圧電力をまとめて購入し、低圧に変電して各戸に供給する。こうした仕組みと節電の効果を合わせ、電気料金は最大約21〜27%削減できる。
 自然の力を生かした設計で省エネを図る独自仕様の「ライオンズパッシブデザイン」も採り入れている。ライオンズ横浜上大岡ガーデンシティはザ・イーストとザ・ウェストの2棟で構成し、ザ・イーストは6階建てで住戸が111戸、ザ・ウェストは6階建て住戸36戸で、京浜急行本線と横浜市営地下鉄ブルーラインの上大岡駅徒歩12分に立地する。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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