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環境ニュース[国内]

丸紅、子会社を通じて福井県敦賀市の東洋紡敷地内でバイオマス発電事業を実

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2015.03.03 【情報源】企業/2015.02.26 発表

 丸紅は、100%出資する国内火力発電事業・火力発電資産運営子会社、丸紅火力を通じ、福井県敦賀市にある東洋紡の敦賀事業所第二事業所の敷地内で木質バイオマス発電事業を実施する。11月に発電所の建設工事を始め、2017年夏の商業運転開始を目指す。丸紅にとってバイオマス発電は国内初の取り組みだ。
 建設するバイオマス発電所は37MW(3万7000kW)の出力がある。年間発電量は、一般家庭7万世帯の年間消費電力量に相当し、丸紅が展開する電力小売り事業の電源に活用する。グループで調達する国内外の木質チップを燃料にする。東洋紡敦賀事業所第二事業所の約2万2000m2の土地を借りて事業を行う。
 丸紅は、発電所建設に必要となるインフラが整備された土地を探し、東洋紡は、遊休地の活用方法を検討していた。両社の考えが合致し、東洋紡の事業所に丸紅が発電所を造ることになった。東洋紡の工場排水を再利用するとともに、発電所からフィルターを通して排水することで節水と水質保全を図る。
 併せて近隣への防音対策も強化する。このバイオマス発電事業は、丸紅火力が100%出資して設立した敦賀グリーンパワーが事業主体になる。丸紅はこれまで様々な再生可能エネルギーによる発電所開発を進めてきた。太陽光、風力、水力に加え、今回新たにバイオマス発電を手掛ける。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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