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環境ニュース[国内]

オンワード樫山、不要になった衣料品の回収キャンペーンを全国の百貨店で実施

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.03.06 【情報源】企業/2015.03.02 発表

 オンワード樫山は、不要になった自社製の衣料品を顧客から回収する「オンワード・グリーン・キャンペーン」を全国の百貨店で今春も実施する。47店舗の店頭で3月4日から5月にかけて期間を分けて順次引き取り、回収衣料から毛布などを生産して被災地や復興中の地域に届ける。できる限りリサイクルリユースすることで衣料品の循環システムを構築する。
 キャンペーンはオンワード樫山と、趣旨に賛同する百貨店が共同で開催する。オンワード樫山が販売した紳士、婦人、子供、スポーツなど幅広い衣料品を参加百貨店の特設会場で回収する。同時に、その百貨店のオンワード樫山ブランドで利用できる「オンワードグリーンチケット」と呼ぶ1080円分のクーポン券を衣料品1点あたり1枚贈る。1人15点まで引き取る。
 キャンペーンは2009年から毎年春と秋に展開し、これまでの12回で計27万4822人から147万4280点を回収した。今回は約3万3000人から約18万点の引き取りを見込み、累計30万7000人、回収点数は165万点に達する見通しだ。衣料品はリサイクルして毛布と軍手を生産するほか、固形燃料に再生する。使用できる一部衣料はリユースして環境・社会貢献活動に使う。
 リサイクル毛布による支援は7回行い、世界各地の被災地、復興地域に累計1万9500枚を寄贈した。2015年は秋に8回目の実施を予定している。キャンペーンは、「この地球(ほし)を想う。この服をまとう。」をコンセプトに掲げて重点施策として進める環境経営の一環で、引き取った衣料で廃棄ゼロを目指す。過去の活用比率はリサイクルが66%、リユース34%だった。【(株)オンワードホールディングス】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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