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環境ニュース[国内]

ソーラーフロンティア、米国で280MW規模の太陽光発電所開発プロジェクト取得

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.03.13 【情報源】環境省/2015.03.11 発表

 昭和シェル石油の100%子会社で太陽電池生産・販売のソーラーフロンティアは、米国で計280MW(28万kW)規模の太陽光発電所開発プロジェクトを取得する。自社のCIS薄膜太陽電池を使って発電所を建設した上で投資家に売却する事業を同国で始める。産業向け太陽光発電所建設・運営の米ゲスタンプ・ソーラーから取得することで最終合意した。
 開発プロジェクトの取得とともに、ソーラーフロンティアの米国法人、ソーラーフロンティア・アメリカズはゲスタンプ・ソーラーの開発部門を子会社にする。280MW(28万kW)は、カリフォルニア州を中心に様々な規模の太陽光発電所10カ所を合わせた数字で、いすれも用地整備や電力会社との契約などを終えた段階で、今後設備を建設する。
 10カ所の太陽光発電所は2015年末から2016年末に順次完工し、完成と同時に売却する。ソーラーフロンティアはプロジェクトと開発部門の取得によって、発電所を建設した後に売却する事業モデルを米国で展開する足掛かりを得た。同国では、太陽電池だけを供給するより、発電所を造って付加価値を高めてパッケージにする方が利益が見込めるという。
 米国でソーラーフロンティアはこれまで、カリフォルニア州の82.5MW(8万2500kW)の太陽光発電所に太陽電池を供給しているが、開発は初めてだ。日本でも同様のビジネスを進め、自社開発第1号として保有する「国富太陽光発電設備」(宮崎県国富町)=2.32MW(2320kW)の設備・権利を三菱UFJ信託銀行に売却する契約を2月24日に結んでいる。【ソーラーフロンティア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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