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環境ニュース[国内]

川崎重工、日本とタイのエネルギー供給向けに8MW級ガスタービン発電設備受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.03.16 【情報源】企業/2015.03.12 発表

 川崎重工業は、新日鉄住金グループでプラント、環境・エネルギーソリューションの新日鉄住金エンジニアリングから、日本とタイで同社が実施するオンサイト(その場での)エネルギー供給事業向けに、8MW(8000kW)級のガスタービン発電設備2台を受注した。コージェネレーション熱電併給)システムに設置され、工場の動力などに利用される。
 川崎重工が自社開発した高効率ガスタービン「M7A」を搭載する発電設備を受注した。設備は、食用油脂製造・販売のJ-オイルミルズの千葉工場(千葉市美浜区)と、横浜ゴムのタイ法人、ヨコハマ・タイヤ・マニュファクチャリング(タイランド)=タイ・ラヨン県=に建設予定のガスタービン・コージェネシステムにそれぞれ導入される。
 コージェネシステムには川崎重工がガスタービン発電設備を供給し、新日鉄住金エンジニアリングが排熱回収ボイラや補機一式の調達と現地工事を手掛ける。千葉、タイとも2016年の運用開始を予定している。安価で高効率に電気と熱をつくり、工場で動力源や熱源として使用される。どちらも新日鉄住金エンジニアリングが一貫して事業を手掛ける。
 川崎重工のM7Aシリーズは国内外のコージェネシステム分野で150台以上の受注・納入実績がある。新日鉄住金エンジニアリングの国内のエネルギーセンター向けにも同シリーズの7MW(7000kW)級ガスタービンを4台納入していて、今回は効率の高さや信頼性が評価された。川崎重工は受注を弾みに、日本と成長市場の東南アジアで販売拡大を進める。【川崎重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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