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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行とソーラーフロンティア、関空太陽光発電所でリファイナンス

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.03.18 【情報源】企業/2015.03.16 発表

 関西空港の大規模太陽光発電所(メガソーラー)運営会社「SF関西メガソーラー」に対し、関西地区の地域金融機関によるリファイナンス(借り換え)が実施された。完成から1年以上が経過して事業が軌道に乗ったことから、地域金融機関に参画機会を提供した。
 SF関西メガソーラーは、日本政策投資銀行(DBJ)と昭和シェル石油100%子会社で太陽電池製造のソーラーフロンティアが共同で立ち上げた投資会社「SFソーラーパワー」が100%出資している。関西空港敷地内に太陽光発電所「KIXメガソーラー」を建設し、2013年12月の完成以来、所有・運営している。約1万1600kWの出力があり、一般住宅約4100世帯の年間使用電力量にあたる年間約1200万kWhの発電量を見込む。
 DBJは、SFソーラーパワーへの出資と融資を通じてKIXメガソーラーの建設資金を出し、開発の際のリスクを負担してきた。ソーラーフロンティアは自社のCIS薄膜太陽電池を供給した。完成後順調に運転・売電が続いているため、リファイナンスすることで地域金融機関の大規模太陽光発電事業向けプロジェクトファイナンスへの参画を可能にした。
 リファイナンス金額は27億円で、池田泉州銀行(大阪市北区)、京都銀行(京都市下京区)、滋賀銀行(大津市)、南都銀行(奈良市)の関西の地方銀行4行が貸し付けた。池田泉州銀行と京都銀行がアレンジャー、京都銀行がエージェントを務めた。KIXメガソーラーは、アジアの空港で最大規模の太陽光発電事業だ。【(株)日本政策投資銀行】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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