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環境ニュース[国内]

丸紅、チリで太陽光発電事業、仏電力大手の傘下企業と共同出資

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.16 【情報源】企業/2015.04.14 発表

 丸紅は、チリで太陽光発電事業を実施する。仏電力大手、EDF傘下の再生可能エネルギー発電事業会社、EDFエナジーヌーベル(EDF EN)と共同で出資し、同国北部に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設して売電する。丸紅にとって海外で初のメガソーラープロジェクトで、丸紅とEDF ENが50%ずつ出資する。
 プロジェクトはラベリント太陽光発電事業で、チリのアントファガスタ州に位置するアタカマ砂漠にメガソーラーを設ける。総出力は14万6000kWで、年間で3億5000万kWhの発電量を見込む。2016〜2017年にかけて順次運転を始める。
 太陽光発電を含む再生可能エネルギーを推進するチリ政府の方針に沿ったプロジェクトで、同国政府は2025年までに全発電量に占める再生可能エネルギーの割合を20%まで高める目標を掲げている。丸紅は今回の同国での太陽光発電事業への参入を弾みに、電力市場が大きく成長している南米地域で取り組みを加速させていく。
 丸紅は国内で再生可能エネルギー開発に注力している。建設中を加えて8カ所のプロジェクトを手掛け、出力は合計20万kWにのぼる。火力などを合わせた世界の保有発電資産は、今回のプロジェクトを含めて24カ国、1102万2000kW(出資分換算)に増える。EDF ENとは既に北米の風力発電事業を2件進めており、共同事業は3件目になる。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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