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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下が東京・板橋の施設屋根に開発した太陽光発電所完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.03.19 【情報源】企業/2015.03.16 発表

 日本アジアグループ傘下で社会インフラ整備・運用コンサルティングの国際航業が東京・板橋区のリサイクル施設「区立リサイクルプラザ」の屋根に開発した太陽光発電所「板橋ルーフトップソーラーウェイ」が完成した。区が行った「行政財産の有効活用(屋根貸し)による太陽光発電事業」の設置事業者募集で選定された。
 区立リサイクルプラザの屋根501.48m2を利用して取り付けた太陽電池パネルで発電する。板橋ルーフトップソーラーウェイは、一般家庭約10世帯に設置する太陽光発電設備に相当する36.72kWの出力があり、年間で約3万7000kWhの発電電力量を見込んでいる。CO2排出削減効果はスギの木1400本のCO2吸収量にあたる年間19tとなる。
 発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて東京電力に全量売電する。国際航業は区に年間5万円余りの使用料を支払う。区の事業者募集は、施設特性の考慮、工事スケジュール、設置費用、施工時の安全対策、環境施策への貢献などを審査して国際航業を選んだ。1月に工事を始め、2月末に完成した。
 板橋ルーフトップソーラーウェイは非常用電源として自立運転パワーコンディショナー(電流変換器)と非常用コンセントを備える。災害などで停電が発生した際、区立リサイクルプラザに電力を無償で提供する。さらに発電状況の表示モニターを設けて区内の小中学校等の環境教育に活用し、再生可能エネルギーの啓発を図る。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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