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環境ニュース[国内]

京セラ、4社で鹿児島県鹿屋市・大崎町に国内最大級の太陽光発電所を建設・運営

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.06.01 【情報源】企業/2015.05.27 発表

 京セラは、自然エネルギー発電所開発のガイアパワー(徳島県阿南市)、九電工、東京センチュリーリースの4社で国内最大級の太陽光発電所「鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所」を建設して運営する。同発電所は鹿児島県鹿屋市・大崎町にまたがる土地に、2015年度後半に着工され、2017年度中に稼働を開始する計画だ。京セラの太陽電池モジュールを使用する。
 鹿屋大崎ソーラーヒルズ太陽光発電所は、30年以上前にゴルフ場建設が中止された土地約200万m2を活用する。出力は約92MW(9万2000kW)となり、京セラ製のモジュール約34万740枚を取り付ける。年間で9万9230MWh(9923万kWh)の発電電力量を予想している。これは一般家庭約3万500世帯の年間消費電力量にあたり、年間約3万5730tのCO2削減効果がある。
 発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて九州電力に全量売電する。4社が共同出資する事業会社が運営し、出資比率はガイアパワーが72.7%、京セラ、九電工、東京センチュリーリースがそれぞれ9.1%となる。京セラがモジュールを供給し、九電工とガイアパワーの共同事業体が発電所の設計・施工・維持管理を手掛ける。
 東京センチュリーリースはファイナンスとそのアレンジメントを担当する。約350億円の総投資額を見込んでいる。この事業では1年間の環境影響調査が完了し、4月には林地開発の申請手続きを行った。雇用創出や税収増加など地域貢献もできると考え、事業化に向けて自治体や関係者の協力を受けながら、事業の枠組みや自然環境に配慮した工法を検討する。【京セラ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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