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環境ニュース[国内]

伊藤忠商事、愛媛のメガソーラーが運転開始、四国では最大級

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.06.29 【情報源】企業/2015.06.25 発表

 伊藤忠商事が造船大手の今治造船(愛媛県今治市)、同社グループで不動産事業の檜垣産業(同)とともに同県西条市に共同で保有する大規模太陽光発電所(メガソーラー)「西条小松太陽光発電所」が運転を始めた。四国で最大級の規模がある。JFEエンジニアリングの100%子会社で機械・電気設備工事のJFEテクノスが施工した。
 伊藤忠にとって国内メガソーラー事業で初の稼働案件となる。檜垣産業が保有するゴルフ場跡地約40万m2(40ha)に約13万4000枚のパネルを設置した。約33.79MW(3万3790kW)の出力があり、年間約3700万kWhの発電電力量を見込んでいる。これは一般家庭1万世帯の年間使用電力量にあたり、CO2排出削減効果は年間約1万7000tを見込む。
 発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、四国電力に20年間、全量を売電する。JFEテクノスは地盤の状況を考慮して2種類の基礎工法を使い分け、造成、基礎工事など土木工事を最小限にとどめて建設コストを削減した。同時に、パネルを最適に配置することで、発電量が最大になる発電所の仕様にした。
 伊藤忠はこのほか、大分市に「大分日吉原太陽光発電所」(44.8MW=4万4800kW)、岡山市北区に「新岡山太陽光発電所」(37MW=3万7000kW)の開発を進めていて、それぞれ2016年3月、同年12月の運転開始を予定している。JFEエンジグループは、これまでに全国で110カ所、約530MW(53万kW)の太陽光発電所の建設を手掛けてきた。【伊藤忠商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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