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環境ニュース[国内]

パナソニック、ゼロ・エネルギー・ハウス普及へHEMS対応の住宅分電盤を値下げ

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.07.14 【情報源】企業/2015.07.09 発表

 パナソニックは、年間の一次エネルギーが正味ゼロになるゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の普及に向けた住宅エネルギー管理システム(HEMS)の需要拡大を狙いに、HEMS対応の住宅分電盤「スマートコスモ」を値下げする。9月21日に価格改定する。購入しやすくして、ZEHの新たな標準設備として拡大を図る。
 スマートコスモはZEH住宅の住宅電気設備の中核で、2014年5月21日に発売した。住宅分電盤内の全回路に分岐電流センサーを搭載し、エネルギーの「見える化」を容易に実現するほか、太陽光発電システム、家庭用燃料電池「エネファーム」、蓄電システムの設置にも対応する。後で設備を導入する際には追加できる。
 価格改定では、電気設備・家電を自動制御するパナソニックのHEMS機器「AiSEG(アイセグ)」と通信するタイプの場合、現行の11万4000円を10万2300円に引き下げる。アイセグと合わせると15万4000円が14万2300円になる。計測セットを後付けするレディ型は、6万6000円を5万4000円(価格はいずれも税別)にする。
 パナソニックは値下げによって、ZEHの基盤になるスマートコスモの普及拡大を目指す。太陽光発電システム、蓄電池、HEMSと家電製品などを接続して創エネ・蓄エネ・省エネを快適に実現するスタンダード設備として提案を強化する。スマートコスモは全3736品番があり、2018年度に年間33万面の販売を目標にした。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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