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環境ニュース[国内]

イオン、大阪に「イオンモール四條畷」を開店、次世代型環境配慮店として開発

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.09.11 【情報源】企業/2015.09.07 発表

 イオンは、大阪府四條畷(しじょうなわて)市・寝屋川市に大型商業施設「イオンモール四條畷」を10月23日に開店する。次世代型環境配慮店「スマートイオン」として開発した。省エネ、創エネ機器で経済産業省のネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証の採択が決まっている。ZEBは年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロになる建物を指す。
 スマートイオンは、エネルギーの融通や防災インフラ構築、生物多様性への配慮などで地域と連携する店舗で、全国で9モール目だ。停電対応型のマイクロコージェネレーション(熱電併給)やターボ冷凍機を効率的に併用し、空調のエネルギーコスト低減と使用電力のピークカットを行い、エネルギー消費効率の高い受変電設備で電力使用量を削減する。
 建物の共用部と外部サイン、核店舗のスーパー「イオンスタイル四條畷」に、LED(発光ダイオード)照明を100%採用した。他の店舗の大半もLEDを使用して消費電力を削減する。BEMS(ビルエネルギー管理システム)で機器を制御し、施設全体の使用エネルギーを最適化するとともに、エネルギー使用量を可視化する。出力750kWの太陽光発電設備も設置する。
 地域に自生する木を敷地内に植える植樹祭を9月27日に開き、約2000人の地域住民とともに約2万本を植樹する。電気自動車用には、急速充電器2台、普通充電器2台を設ける。イオンモール四條畷は4階(一部5階)建てで延べ床面積は約15万3500m2となる。イオンスタイル四條畷と複合映画館、家電店、スポーツ店、書店、衣料品店など約200店舗の専門店で構成する。【イオン(株)


提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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