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環境ニュース[国内]

イオン、中国・北京にモール2号店開店、太陽光発電やLED照明など環境設備導入

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.09.03 【情報源】企業/2015.08.31 発表

 イオン傘下でショッピングモール開発・運営のイオンモールは、中国・北京市に同市2号店となる大型商業施設「イオンモール北京豊台」を9月19日に開店する。太陽光発電やLED(発光ダイオード)照明など環境設備を導入してCO2排出量を削減する。オープンに先立って「イオンふるさとの森作り」植樹祭を7月4日に開催し、地域住民らが木を植えた。
 2008年に開業したイオンモール海外1号店「北京国際商城」に続く北京市2号店で、同市南部に位置する。他のイオンモールと同様に「人と環境に配慮したモール」を目指した。太陽光発電パネルを建物屋上など約440m2に設置した。65kWの出力があり、建物内の照明などに使用する。太陽光で温水をつくるパネルも設け、トイレの手洗いに利用する。
 建物共有部の照明と外部のサインは全てLEDにして消費電力を削減するほか、モールに入る専門店もLEDを積極的に採用する。地下駐車場の照明にはセンサーを備えてさらに節電を図る。屋上からの太陽光を活用する“導光式”照明も導入し、太陽光を直接照明に使う。エスカレーターや冷凍機には出力を制御して省エネ効率を高める方式を取り入れた。
 15台分の電気自動車充電設備やレンタサイクルステーションも設ける。植樹祭には地域の500人が参加して4種類の苗木約3500本を植えた。イオンモール北京豊台は地上4階、地下2階建て約15万m2の延べ床面積があり、核店舗のスーパー「イオン北京豊台」や複合型映画館はじめ、約180店の専門店が出店する。イオンモールとして中国で8店目となる。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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