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環境ニュース[国内]

東芝、インド現地法人が同国に新設される超々臨界圧石炭火力発電所でEPC契約

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.09.14 【情報源】企業/2015.09.10 発表

 東芝のインド現地法人、東芝ジェイエスダブリュー・パワーシステム(東芝JSW)は、同国北部のウッタープラデッシュ州に新設される超々臨界圧石炭火力発電所の建設に関するEPC(設計・調達・据え付け工事)契約を同州電力会社と締結した。出力66万kWの「ハルドアガンジ超々臨界圧石炭火力発電所」を建設する。約656億円で契約した。
 ハルドアガンジ超々臨界圧石炭火力発電所は、ウッタープラデッシュ州のアリーガル郡ハルドアガンジに位置し、2019年9月の運転開始を予定している。東芝JSWは、蒸気タービン・発電機、ボイラーをはじめとした主要機器の供給から、輸送、土木・据え付け工事までを一貫して担当する。2017年10月から順次、主要機器の納入を始める。
 東芝グループはインドで14台の発電設備を受注・納入していて、今回はグループの同国での実績や技術力が評価された。東芝JSWは、発電用タービン・発電機製造・販売会社の東芝ジェイエスダブリュータービン・発電機と、東芝インドの火力発電エンジニアリング部門を統合して2014年1月に設立し、火力発電事業のEPC体制を確立した。
 インドは経済発展に伴って電力需要が増加している。石炭火力発電が主力電源になり、効率が高い超臨界圧方式の採用が増えている。同方式は、蒸気タービンに送る水蒸気を水の臨界圧を超える高温・高圧にして熱エネルギーを削減する。超々臨界圧はさらに高温・高圧の蒸気で発電するためより効率的に発電でき、環境負荷を低減する。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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