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環境ニュース[国内]

三菱日立パワーシステムズ、トルクメニスタンでガスタービン・発電機を初の受注

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.09.25 【情報源】企業/2015.09.17 発表

 三菱重工業と日立製作所の火力発電システム事業を統合した三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は、中央アジアのトルクメニスタンで天然ガスだきガスタービン・発電機を初めて受注した。同国の国営化学公社、トルクメンヒミヤが造る肥料製造プラントの自家用コージェネレーション熱電併給)設備の中核機器になる。2基ずつ受注した。
 肥料製造プラントは、トルクメニスタン北西部のカスピ海岸のガラボガス市に建設中で、尿素肥料の製造施設では同国最大級となる。三菱重工業と三菱商事がトルコの建設会社とともに請け負っている。MHPSは「H-25形ガスタービン」と発電機のセットを納入する。2セットを合わせて5万kWの出力がある。2018年6月の運転開始を予定している。
 H-25形ガスタービンは、信頼度が高く保守頻度が低いことが特長の重構造型で、1987年に初号機を受注して以来、170基を超える実績がある。トルクメニスタンは世界4位の天然ガス埋蔵量に支えられて経済成長を続けている。政府は天然ガスの高付加価値化や輸出・販売ルートの多様化を進め、その一環として肥料製造プラントを造る。
 MHPSは、高効率の大容量発電システムから、H-25形ガスタービンをはじめとする産業向け省エネシステムまで、火力発電向けの各種の製品を持ち、総合ソリューションを提供している。大規模電源市場に加え、今回の受注を弾みに産業向けの省エネシステムでも積極的に受注活動を行い、各国・地域のニーズに対応する発電システムを展開する。【三菱日立パワーシステムズ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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