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環境ニュース[国内]

三井不動産レジなど、節電ポイントサービスをマンションに試行導入、全国で初

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.10.05 【情報源】企業/2015.10.01 発表

 三井不動産レジデンシャルは、節電の回数に応じてポイントを付与するサービス「コミュニティ向けカフェテリアプラン」を埼玉県三郷市のマンション「パークホームズLaLa新三郷」に9月に試行導入した。全国で初という。子会社でマンション管理の三井不動産レジデンシャルサービス、建物・電力設備コンサルティングのNTTファシリティーズとともに進めていく。
 NTTファシリティーズのマンション電力供給サービスでのデマンドレスポンス(需要応答)の仕組みを活用する。共用部の電力使用に対して夏と冬に節電を要請し、設置した制御装置の自動制御で空調などの電力消費量を抑制する。節電の要請に対応した回数によってマンション管理組合に「カフェテリアポイント」と呼ぶポイントを付与する仕組みとなる。
 節電1回あたり100ポイントが与えられ、管理組合はマンションコミュニティーの試食会などのイベントでポイントを活用する。ポイント利用メニューはNTTファシリティーズが用意し、300ポイントでパーティーセット、農作物セット、地方とのふれあい教室などから選択できる。三井不動産レジデンシャルサービスがコミュニティーの活性化を支援する。
 三井不動産レジデンシャルは、カフェテリアプランをスマートマンション(環境配慮型マンション)の新たな機能の1つに位置付け、高付加価値のマンション開発につなげる。NTTファシリティーズは試行で意見を集め、マンション電力供給の拡大を目指す。節電要請は2016年3月まで行う。その後別のマンションや新築分譲マンションへの展開を検討する。【三井不動産レジデンシャルサービス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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