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環境ニュース[国内]

パナソニック、家庭用給湯機「エコキュート」品種拡充、ニーズに合わせて展開

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.11.24 【情報源】企業/2015.11.18 発表

 パナソニックは、家庭用自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機「エコキュート」の品種を拡充する。2016年1月29日に21機種を発売し、11月26日発売の10機種と合わせて計31機種の新製品をそろえる。年間給湯保温効率が業界トップのプレミアム機種や酸素入浴機能付き、耐塩害仕様など、顧客のニーズに合わせて各種のバリエーションを展開する。
 プレミアム機種は、ヒートポンプユニットの水冷媒熱交換器の冷媒管形状を改良し、冷媒との接触面積を増やして熱交換率を高めた。貯湯ユニットはコンパクトさを維持しながら、真空断熱材を従来の一重から二重巻きにした「ダブル真空断熱材」を業界で初めて採用した。面積も広げて保温性能を大幅に高め、年間の給湯保温効率でトップを実現した。
 プレミアム機種、酸素入浴機能付きと耐塩害のフルオート機種は、台所のリモコンで風呂の湯温を「あつめ(42℃)」「ふつう(40℃)」「ぬるめ(38℃)」から設定できる「温浴セレクト」機能を備える。ぬるくする際は湯の熱だけを貯湯タンクに戻すため、温度ムラのない好みの湯温になる。水を足すことなく温度が下げられ、節水につながる。
 温浴セレクト機能の評価試験では75%が魅力を感じ、台所のリモコンを使って差し水なしで湯温を下げるという従来できなかった機能への関心が高かった。新製品は住宅エネルギー管理システム(HEMS)と接続するアダプターに対応している。台所リモコン裏側の壁面内に設置する仕組みで壁の中にすっきり収まり、部屋の美観を損なうことがない。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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