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環境ニュース[国内]

安川電機、自然エネルギー利用の小容量発電システム向け制御装置を改良・販売

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.12.18 【情報源】企業/2015.12.16 発表

 安川電機は、小型水力、地熱、バイオマス、潮流など自然エネルギーを利用した小容量発電システム向けの制御装置を改良して11月に販売を始めた。発電制御ドライバー「Enewell(エネウェル)-GD」と系統連系インバーター「Enewell-GC」で、それぞれ容量を拡充し、Enewell-GCはモデルチェンジで系統連系保護機能も強化した。
 Enewell-GDは発電機を制御して効率を最大にし、Enewell-GCは発電した電力を系統電源に応じた電圧・周波数に変換する。CO2を排出しない自然エネルギーによる発電設備の導入が進む中、発電で得られる電力を電源系統に連系するための装置として、2011年から展開している。発電機、Enewell-GD、Enewell-GCとつないで系統に接続する。
 今回、多様なニーズに対応するためラインアップを広げた。Enewell-GDの30kW〜49.9kW(200V)、100kW(400V)クラス、Enewell-GCの5kW〜49.9kW(200V級)、100kW(400V級)の容量を拡充した。これによって1.5kW〜100kWの発電システムに対応する。併せてEnewell-GCは各種の連系保護機能を強化して電力会社との協議を容易にした。
 このほか、ファン、コンデンサー、リレーなどで長寿命の部品を採用し、周囲温度30℃、負荷率100%、24時間連続稼動の場合で設計寿命10年を実現している。監視装置などを使って運転の状態や異常などがモニタリングできる通信機能も装備する。年間2000セットの販売を計画している。Enewell-GCの5kWは2016年の販売開始を予定する。【(株)安川電機】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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