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環境ニュース[国内]

イオン、中国蘇州市にイオンモール開店、太陽光パネルやLED照明器具など導入

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.01.13 【情報源】企業/2016.01.07 発表

 イオン傘下でショッピングモール開発・運営のイオンモールは、中国蘇州市に大型商業施設「イオンモール蘇州新区」を1月15日に開店する。他のイオンモールと同様に「人と環境に配慮したモール」を目指し、太陽光パネルやLED(発光ダイオード)照明器具など環境設備を導入した。オープンを前に2015年11月21日に植樹祭を開き、木を植えた。
 太陽光を使って温水をつくる太陽光温水パネルを屋上部分の約1200m2に設置した。1日に最大で約95m3と、一般家庭1年分の温水が供給でき、モール内のフードコートなどで利用する。加えて屋上約350m2の面積に太陽光発電パネルを取り付けた。発電した電力は館内の照明などに使用する。空調は、弾力的に運転することで“熱源負荷”の効率化を図る。
 屋上部分サイドのガラス部分は、館内の空調負荷低減と直射日光カットを目的にLOW-Eガラスを設置した。館内共有部の照明と外部のサインは全てLED照明を採用し、消費電力を削減してCO2排出を抑える。入居する専門店も積極的にLEDを導入し、モール全体で省エネに取り組む。平面駐車場の駐車スペースを緑化したほか壁面部分にも緑化を施した。
 環境の取り組みを紹介するインフォメーションも設け、顧客への啓もう活動を行う。植樹祭には600人が参加し、地元に自生する木を中心に約3000本を植えた。イオンモール蘇州新区は地上3階、地下1階建てで約16万3000m2の延べ床面積がある。総合スーパー「イオン蘇州新区店」を核店舗に約280店が入る。中国で12カ所目のイオンモールとなる。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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