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環境ニュース[国内]

イオン、中部空港近くに「イオンモール常滑」開店、環境設備でCO2排出を抑制

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.10.09 【情報源】企業/2015.10.06 発表

 イオンは、愛知県常滑市の中部国際空港(セントレア)近くに大型商業施設「イオンモール常滑」を12月4日に開店する。各種の環境設備を導入してCO2排出を抑制するほか、生物多様性に配慮した建物に与えられる「いきもの共生事業所」の認証取得を予定する。11月1日には地域住民とともに「ふるさとの森づくり」植樹祭を開催して木を植える。
 人と環境に配慮したモールの実現を目指す。空調熱源は1つの機能を複数台で構成することで、滞在人数に合わせて柔軟に運転して省エネを図る。共用部の照明と外部サインはLED(発光ダイオード)を100%採用し、核店舗のスーパー「イオンスタイル常滑」は100%LEDで、専門店も大半がLEDにする。照明の消費電力を従来と比べて約40%削減する。
 出力100kWの太陽光発電設備を設置して建物内の電力を補助する。電気自動車用の充電器は急速2台、普通2台を備える。節水型便器や空冷式熱源で水資源の節約を図る。敷地内には「好奇心いっぱいの森」をコンセプトにした自然体験ゾーンを設ける。森には鳥の巣箱を25カ所に取り付け、近隣の野鳥を季節ごとに呼び込んで生物多様性に配慮する。
 植樹祭では約1200人と地域の樹木を中心に約1万本の苗木を植える。イオンモール常滑は海上空港の中部国際空港を対岸に臨む地区に位置し、名古屋鉄道空港線りんくう常滑駅に隣接する。約20万2000m2の敷地面積があり、建物は2階建て延べ床面積約9万m2で、200店舗近くが入居する。空港近くの立地から訪日外国人への対応を強化している。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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