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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下企業が大津市に開発した太陽光発電所が完成、公募で選定

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.01.29 【情報源】企業/2016.01.27 発表

 日本アジアグループ傘下でインフラ整備・運用コンサルティングを手掛ける国際航業が大津市の一般廃棄物処分場跡地の一部に開発した太陽光発電所「大津ソーラーウェイ」が完成した。同市が実施した「大津クリーンセンター廃棄物最終処分場大規模太陽光発電事業」の公募に提案して選定され、2015年7月から建設してきた。
 大津ソーラーウェイは、ごみ処理施設・廃棄物処分場を運営する大津市クリーンセンターが管理する一般廃棄物処分場跡地の一部に当たる、1万6241m2の面積を活用して設置した。948kWの出力があり、一般家庭約175世帯に相当する規模となる。京セラの太陽電池パネルを採用し、EPC(設計・調達・建設)はNECネッツエスアイが担当した。
 発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて関西電力に全量を売電する。大津ソーラーウェイには、非常用の電源として自立運転用のパワーコンディショナー(電流変換器)と非常用コンセントを併設し、発電量などを表示するモニターも設けた。小・中学生を対象にする環境教育も計画している。
 国際航業は、自治体のマスタープランと連携した太陽光発電所の設置・運営を推進していて、大津ソーラーウェイはその一環で取り組む。廃棄物処分場跡地の有効活用による行政の資産管理を支援する。日本アジアグループは全国で太陽光発電所の開発を進め、売電事業では計約60MW(6万kW)以上が稼働し、約80MW(8万kW)の案件を確保している。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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