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環境ニュース[国内]

日立製作所など、埼玉県戸田市から上下水道事業の包括委託業務受託、国内で最大規模

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2016.02.02 【情報源】企業/2016.01.29 発表

 日立製作所と、子会社で空調・産業プラントや水処理設備を手掛ける日立プラントサービス、日立が出資する水道関連サービス事業の第一環境(東京・港区)の3社で構成する共同企業体は、埼玉県戸田市から同市の上下水道事業の包括委託業務を受託した。1月28日に委託契約を結んだ。上下水道の包括委託としては、約13万5000人を対象にする国内で最大規模の事業となる。
 事業期間は4月1日から2021年3月31日までの5年間だ。戸田市は、所管する上下水道窓口業務、上下水道施設運転管理業務を民間事業者に委託することで、効率的な手続きや維持管理を目指す。庁舎1カ所、浄水場3カ所、井戸10カ所、水質監視局4カ所、ポンプ場2カ所、雨水排水施設11カ所が対象になる。
 日立プラントサービスなど日立グループは、国内約5カ所で上下水道事業の包括委託業務・PFI(民間による社会資本整備)を受託し、IT(情報技術)を活用して運転管理の効率化を図っている。第一環境は全国114事業体の水道料金などの徴収業務を行っている。今回、日立グループと第一環境の経験やノウハウを基にした技術力が評価された。
 戸田市の事業ではタブレット(携帯情報端末)を使った保守点検を導入して運転維持管理を効率化する。日立は2011年に第一環境と業務提携するとともに同社に出資し、緊密に連携した総合的な水道サービス事業を可能にした。国内の上下水道は業務の民間委託が進み、日立は今後も各種設備の提供に加え、運営を含めたサービス事業を拡大する。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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