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環境ニュース[国内]

パナソニック産機システムズ、ノンフロン冷凍機を台湾で初めてコンビニに納入

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2016.02.03 【情報源】企業/2016.01.29 発表

 パナソニック産機システムズは、CO2冷媒を採用したノンフロン冷凍機を台湾で初めて、コンビニエンスストアの台湾ファミリーマート店舗に納入した。同社はパナソニックグループ企業で業務用設備機器・システムを手掛けている。ノンフロン冷凍機は、多くの店舗で使われるフロン(HCFC冷媒)や代替フロン(HFC冷媒)と比べ、オゾン層破壊係数がゼロで温暖化係数も非常に小さい。
 海外販売会社、パナソニック香港の台湾支店を通じて納入し、台湾ファミリーマートが台湾北部の新北市に環境配慮型店舗として2015年12月28日に開店した林口文義店に設置した。台湾ファミリーマートは日本のファミリーマートが47.44%出資していて、日本のファミリーマート店舗での実績を受け、台湾でのフロン規制を見据えて導入を決めた。
 納入したCO2冷媒採用ノンフロン冷凍機は日本で2015年秋に発売した「搬送圧力コントロールタイプ」で、外気温などから判断して冷凍機側の搬送圧力を自動制御する。従来の自社製ノンフロン冷凍機と比べて小型・軽量化して施工性を高めた。パナソニック産機システムズは、CO2冷媒採用ノンフロン冷凍機で環境に配慮した店舗運営を支援する。
 コンビニやスーパーでは食品を冷却保存する冷設機器を使うため、消費エネルギー削減と同時に冷媒による環境への影響が問題となり、自然冷媒のCO2冷媒が注目されている。パナソニック産機システムズは、業界に先駆けて2009年にCO2冷媒採用機器の実証実験を始め、これまでに3000台を納入した。今後も食品流通業界の自然冷媒化を推進する。【パナソニック産機システムズ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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