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環境ニュース[国内]

伊藤忠商事、大分市のメガソーラーが商用運転開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.03.23 【情報源】企業/2016.03.18 発表

 伊藤忠商事が大分市の臨海部に九電工や三井造船と開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「日吉原太陽光発電所」が商用運転を始めた。共同出資して立ち上げた事業会社の大分日吉原ソーラーが運営する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて九州電力に20年間売電する。
 日吉原太陽光発電所は、三井造船の大分事業所が保有する土地を活用して設置した。約46万m2の敷地面積があり、発電出力は44.8MW(4万4800kW)で、発電電力量は年間で5250万110kWhを予想している。これは一般家庭約9300世帯の年間消費電力量にあたる。CO2排出量は、年間で約3万2000tの削減が見込まれる。
 伊藤忠が主体になって開発から発電まで手掛けるメガソーラーで、初めての全面運転開始となる。事業会社の大分日吉原ソーラーには伊藤忠が50%、九電工が30%、三井造船が20%出資している。三井造船が工事を請け負い、九電工が工事と運転管理・保守を担当し、発電事業を長期間行うための運営体制を整備した。
 伊藤忠は現在、国内で2件のメガソーラーの建設を進めている。岡山市の「新岡山太陽光発電所」と、佐賀県唐津市の「佐賀相知太陽光発電所」で、それぞれ約37MW(3万7000kW)、約21MW(2万1000kW)の出力があり、2016年12月、2018年4月の完成を予定する。今後も国内外で再生可能エネルギーを活用した発電を推進する。【伊藤忠商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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