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環境ニュース[国内]

富士通テン、「第8期環境取り組みプラン」策定、廃棄物再資源化率の目標を新設

環境一般】 【掲載日】2016.06.08 【情報源】企業/2016.06.01 発表

 富士通テンは、2016〜2018年度の「第8期環境取り組みプラン」を策定した。同社は富士通のグループ企業で、カーオーディオ機器などを手掛けている。工場・事業所の取り組み「グリーンサイト」で、廃棄物再資源化率の目標を新設するとともに再生可能エネルギーの利用拡大を定めた。製品活動「グリーンプロダクツ」では、新規開発での軽量化設計を盛り込んだ。

 第8期環境取り組みプランは、富士通テングループの「環境中長期VISION(ビジョン)」の実現に向けた行動計画となる。同ビジョンは、2050年までに自らの温室効果ガス排出量を2011年度比50%以上削減する、などとしている。第8期プランはグリーンサイト分野で廃棄物再資源化率を国内外全拠点で2018年度末までに96%以上にするとした。

 総合的な廃棄物削減・リサイクル活動はこれまで生産拠点が中心だったが、非生産拠点を含む富士通テングループ全拠点を対象にし、新設した目標達成に向けて取り組みを強化する。再生可能エネルギーは、発電時や熱利用時に温暖化の原因になるCO2をほとんど排出しないクリーンなエネルギーとして、太陽光発電をはじめ利用促進を図る。

 グリーンプロダクツの新規開発製品の軽量化設計は、2014年度比で平均5%軽くすることを目指す。自社製品のライフサイクルでの環境負荷低減によって、社会全体の環境負荷削減につなげる。加えて、一部の技術本部を主体に展開してきた環境貢献技術の自動車メーカーへの提案件数目標について、全技術本部に広げることも新たに明記した。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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