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環境ニュース[国内]

日本アジアグループのグループ企業が宮城県の農業高校跡地にメガソーラーを建設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.11.11 【情報源】企業/2016.11.07 発表

 JAG国際エナジーと国際航業の連合体は、宮城県名取市の農業高校跡地にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する。連合体を構成する2社は日本アジアグループのグループ企業で、前者は再生可能エネルギー発電施設開発を、後者は社会インフラ整備・運用コンサルティングを手掛けている。同県が公募した大規模太陽光発電事業者に選定され、工事を始めた。

 メガソーラー「名取ソーラーウェイ」は、約30.3haの面積に東芝の太陽電池パネルを取り付ける。約26.3MW(2万6300kW)の出力があり、年間で2800万kWhの発電電力量を予想する。これは一般家庭約7700世帯の年間電力消費量に相当する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて、全量を東北電力に売電する。

 JAG国際エナジーと国際航業の連合体は宮城県、名取市と事業実施に関する協定を結んで準備を進めてきた。同市の宮城県農業高校跡地を同県から借り受けて名取ソーラーウェイを建設し、発電事業を行う。同校は2011年3月の東日本大震災に伴う津波で被害を受け、移転した。名取ソーラーウェイは2018年3月の完成を予定する。

 日本アジアグループは、名取ソーラーウェイで発電設備を活用した環境教育や地域活動への参加、災害時の地域防災対策に取り組み、宮城県、名取市のパートナーとして東日本大震災からの復興を後押しする。日本アジアグループは全国で太陽光発電所の開発を推進し、売電事業では約50カ所・8万kW(80MW)近くが稼働している。【JAG国際エナジー株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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