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環境ニュース[国内]

6タイプの施設にVOC排出規制導入へ 大防法改正案が閣議決定

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2004.03.09 【情報源】環境省/2004.03.08 発表

 平成16年3月9日に開催された閣議で「大気汚染防止法改正案」が閣議決定され、第159国会に提出されることになった。
 この改正案は浮遊粒子状物質(SPM)や光化学オキシダントの原因物質の1つ、揮発性有機化合物(VOC)の工場・事業場からの排出抑制が目的。
 法規制と事業者の自主的取組みを効果的に組合せたVOC排出抑制という考えが初めて法律に位置づけられたほか、16年2月の中央環境審議会の意見具申に基づき、VOCの排出量が多い6タイプの施設(塗装、化学製品製造における乾燥、工業用洗浄、印刷、VOC貯蔵、接着剤使用など)について、施設出口でのVOC排出濃度基準の遵守、設置時の都道府県への届け出義務づけを行うとしている。
 14年度の大気汚染測定結果では、浮遊粒子状物質(SPM)の環境基準達成率が一般局52.6%、自排局34.3%と前年より悪化していたほか、光化学オキシダント環境基準達成率も一般局と自排局をあわせて0.5%と低迷している状態であることが確認されている。【環境省】

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