イギリス　各地方の再生可能エネルギーの可能性を評価するガイドラインを公表

【エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2010.03.16 【情報源】イギリス／2010.03.05 発表

　イギリスのエネルギー・気候変動省は、各地方の行政機関が、再生可能エネルギーや低炭素エネルギーのポテンシャルを評価する際に役立つガイドラインを公表した。
　このガイドラインは、2020年までに再生可能エネルギーの占める割合を15％にするという目標に沿って、各地方が地域戦略の中に再生可能エネルギー目標を盛り込むことを支援する。具体的には、風速、屋根にスペースのある住宅の軒数、再生可能エネルギーを導入する際の制約など、地域の再生可能エネルギー（大規模・小規模沿岸風力発電、バイオマス、水力、ソーラーエネルギー）のポテンシャルを計算する方法について、手引きを示す。
　ハント閣外大臣（エネルギー担当）は、イングランドの各地域は、既に、各々、再生可能エネルギー目標を有しているが、新しいガイドラインは、これらの目標を見直す際に役立つと評価。再生可能エネルギーに関する国の目標は野心的だが、地方・地域レベルでもこの野心が反映されることを期待していると述べた。【イギリス　エネルギー・気候変動省】