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環境ニュース[国内]

花王、グループ工場や事業場などの全ての水銀灯と蛍光灯をLED照明に切り替え

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.05.27 【情報源】企業/2015.05.21 発表

 花王は、国内のグループ各工場や事業場など自社が保有する拠点・施設で使用している全ての水銀灯と汎用(はんよう)蛍光灯を撤廃し、省エネ性能に優れるLED(発光ダイオード)照明に切り替える。2018年までに実施する。先行して始めるロジスティクスセンター(物流施設)は2015年度内に変更を完了する。
 自社が保有する拠点・施設で花王が現在使っている水銀灯と汎用蛍光灯は、約9万本に及ぶ。これを完全にLED照明に置き換えることで、年間で約820万kWhの消費電力削減を見込んでいる。それによって約3万7000tのCO2排出量を削減する。国内に加えて海外の工場、事業場でも順次、LED照明への切り替えを進める。
 花王は環境保全を経営の根幹に位置付け、2009年に「環境宣言」を公表して環境視点での企業活動を進めている。今回の保有拠点・施設でのLED照明への置き換えは、この取り組みの一環として展開する。花王は今後も、資源・エネルギーの削減や効率的な使用、廃棄物や副産物の削減などを積極的に推進する。
 花王の環境活動は「環境・安全の基本理念と基本方針」に基づく。商品の開発から生産、流通、消費、廃棄まで事業の全段階で環境保全と人の安全に十分配慮し、持続的発展が可能な社会の実現に貢献する、とした基本理念を掲げ、環境・安全に配慮した製品開発や省資源・省エネ・廃棄物削減などの方針を定めている。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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