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環境ニュース[国内]

三菱商事、復興支援財団が福島の太陽光発電所・植物工場での子供の体験学習を支援

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.01.15 【情報源】企業/2013.01.10 発表

 三菱商事は、東日本大震災を機に被災地の復旧・復興支援を目的に立ち上げた三菱商事復興支援財団を通して、福島県南相馬市に3月完成予定の太陽光発電・植物工場「南相馬ソーラー・アグリパーク」で実施される子供向けの体験学習プログラムを支援する。プログラムを行う一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会に基金を提供した。
 体験学習プログラムは「グリーンアカデミー」という。子供たちが太陽光発電所で仕事を体験することで、自然エネルギーによる発電の仕組みや、電気自動車などへの充電、電気の効果的な利用方法などを学ぶ。加えて、植物工場で最先端の農業の仕組みを知り、農業の未来を考えるきっかけにする。地元の復興を担う南相馬市の子供が主な対象になる。
 南相馬ソーラー・アグリパークは、震災に伴う津波で被災した市有地を活用して建設。約2.4haの敷地に発電容量500kWの太陽光発電所と、太陽光で発電した電力を利用する植物工場を2棟設置する。さらに、体験ゾーンと呼ぶエリアに独自の体験装置を設ける。2012年12月21日に工事を始め、震災から2年目にあたる2013年3月11日までの完成を見込む。
 三菱商事復興支援財団は今回、被災地の産業復興・雇用創出を支援する事業の一環として3000万円の基金を提供し、グリーンアカデミーの運営基盤を継続的に支える。財団は2012年3月に設立し、同年5月に公益財団法人になった。震災被災地の学生への奨学金の給付や、復興支援活動を行うNPOなどへの助成金の給付などに関する事業を手掛けている。【三菱商事(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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